2005年12月18日

「愛の渇き」 三島由紀夫

彼女は可笑しかった。三郎にたった二足の靴下をやることの困難さと、物ねだりする配達夫にボール・ぺンを遣ることのこの容易さと。『……その筈だわ。愛しさえしていなければ、人と人とがつながり合うことなんか楽に出来る。愛しさえしなければ……』
posted by ヒメスケ at 00:12| 三島由紀夫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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