2005年09月25日

「羽鳥千尋」 森鴎外

先生の見卸しておいでになる遠い麓の群衆の中で、小さい声のするのに、しばらくの間耳を借して下さい。そして「お前は誰だ」と問うてください。
posted by ヒメスケ at 23:08| 森鴎外 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月08日

「ヰタ・セクスアリス」 森鴎外

僕はどんな芸術品でも、自己弁護でないものは無いように思う。それは人生が自己弁護であるからである。あらゆる生物の生活が自己弁護であるからである。木の葉に止まっている雨蛙は青くて、壁に止まっているのは土色をしている。草むらを出没する蜥蜴は背に緑の筋を持っている。砂漠の砂に住んでいるのは砂の色をしている。Mimicryは自己弁護である。文章の自己弁護であるのも、同じ道理である。
posted by ヒメスケ at 01:21| 森鴎外 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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